0120-029-045

平日9:30〜21:00/土日祝除く

メールでのお問い合わせ 24時間・365日受付
メニュー メニュー

コンサルティング業務において、説明・情報提供が十分であったとして損害賠償請求が棄却された事例

  • CASE850
  • 2024年02月01日更新
  • 法人
  • コンサル

ご相談内容

A社は、不動産投資のコンサルティングを業務としており、顧客から相談を受け不動産投資対象となる物件を紹介するなどしていました。その中で、B社に対し、海外にある未竣工の物件について、投資家たちで権利を購入して資金提供し、竣工後に大きな利回りを得る投資物件Xを紹介。また、X紹介からしばらくした後、B社に対し、やはり海外にある未竣工の投資物件Yを紹介しました。
ところが、XもYも、途中で資金繰りが悪くなりプロジェクトが一度頓挫してしまいました。A社は、それぞれリカバリー案を提示したものの、B社はリカバリー案を拒絶。A社に対し説明義務違反を理由とする損害賠償請求の訴訟を提起しました。
その訴訟対応をするため、A社は、ベリーベスト法律事務所に相談しました。

ベリーベストの対応とその結果

訴訟対応をし、最終的に尋問を経て判決を得るに至りました。結果は、B社の請求をすべて棄却する、A社の完全勝訴となりました。
訴訟対応の中では、
・事前に行った、物件事業主の実績リサーチなどの情報提供部分
・未竣工によって生じるリスクの説明部分
・海外における投資手続特有の、当該国における専門家の専権となっており日本のコンサルタント会社が代替できない管轄部分
など、A社が行ったこと、そしてそもそも行えなかったことを詳細に立証しました。海外の物件に関する訴訟であったため、立証に際しては当該国言語の資料も活用。どのような情報がいつわたっていたかなど時系列も重視し、いつまでにどのような義務が果たされていなければならないのかなども丁寧に主張しました。尋問においても、そのようなやり取りの流れが、視覚的に伝わるよう工夫しました。
一方で、B社がそのような情報・説明をもとに判断が可能な程度に不動産・投資について習熟している点も、書証で立証するだけでなく、尋問でも顕出しました。

解決のポイント

法的な正しさに終始せず、妥当性と納得感をも意識して対応をしました。
たとえば、法的主張に絡めて、本件の一連の取引の結果、多くの人はリカバリー案まで含めると利益を得られていた点などを示しました。これによって、依頼者であるA社の業務内容が十分に評価できるものであることを、判決文にて明記する結果を後押ししたと思います。
また、B社とA社の実際に取引にかかわった当事者が相まみえる尋問の場では、相手を攻撃するのではなく、どのような形で取引を行い今後の関係を築きたかったかという思いも伝えるように意識しました。このようなアプローチも、紛争が二審三審などと長期化しない結果につながったと考えられます。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)

お気軽にお問い合わせください ご相談の予約はこちら

0120-029-045

平日9:30〜21:00/土日祝除く

メールでのお問い合わせ
24時間・365日受付

お気軽にお問い合わせください ご相談の予約はこちら

東大阪布施オフィスの主なご相談エリア

東大阪市旭町、足代新町、荒本新町、池島町、池之端町、出雲井町、出雲井本町、稲田上町、稲田新町、稲田本町、稲田三島町、岩田町、柏田東町、柏田本町、金物町、上石切町、上四条町、上六万寺町、河内町、川俣本町、神田町、岸田堂北町、岸田堂南町、北石切町、北鴻池町、客坊町、喜里川町、日下町、鴻池町、鴻池徳庵町、鴻池本町、鴻池元町、小阪本町、寿町、五条町、桜町、四条町、渋川町、下六万寺町、俊徳町、昭和町、新池島町、新家中町、新家西町、新家東町、新鴻池町、新町、末広町、善根寺町、高井田元町、鷹殿町、宝町、立花町、玉串町西、玉串町東、玉串元町、寺前町、徳庵本町、豊浦町、鳥居町、中石切町、中鴻池町、長瀬町、南荘町、西石切町、西鴻池町、西堤学園町、西堤楠町、額田町、布市町、箱殿町、花園西町、花園東町、花園本町、東石切町、東鴻池町、東豊浦町、東山町、瓢箪山町、本町、御厨栄町、御厨西ノ町、南鴻池町、南四条町、御幸町、元町、山手町、弥生町、横小路町、横沼町、吉田本町、六万寺町、若江北町、若江西新町、若江東町、若江本町、若江南町、若草町、八尾市、大阪市東成区、天王寺区、生野区、阿倍野区、東住吉区、平野区、柏原市、羽曳野市、藤井寺市、南河内郡太子町、南河内郡河南町

ページ
トップへ